最近よく見るBtoB企業のTVCM
BtoBマーケティングにおいて下記のお困りごとはございませんか?
・BtoBマーケティング部門(チーム)を立ち上げたいがノウハウがない
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- 目 次
BtoB企業のTVCMが増えている理由
BtoB企業のTVCMが増えている背景には、業界における営業・マーケティングスタンスの変化があります。
これまでのBtoBビジネスは、文字通り“企業から企業への営業”が業界常識でした。
しかし、最近は“企業から企業内の導入検討に関わる担当者(=個人)への営業”と考えるようになってきています。
ターゲット企業に導入関与者に多くリーチをするうえではTVCMのようなマスで配信できる方法は現在でも効果的です。
BtoB企業がTVCMを流す目的と得られるメリット
BtoB企業がTVCMを流す目的は大きく分けて2種類あります。
一つは「製品宣伝」で、もう一つは「企業ブランディング」です。
製品宣伝
製品そのものの差別化が難しくなっている今、多大な影響力を持つマスメディアで知名度アップやイメージ戦略を図るのは、営業活動を大いに後押しします。
また、幅広い層の目に留まるTVCMは、ターゲット部署の担当者だけでなく、上長や経営者といった導入検討に関わるすべての人達への商品アピールに繋がります。
企業ブランディング
TVCMを流すことで企業そのものの知名度が上がると、ステークホルダーへのイメージアップに繋がるとともに社会的信用を得ることができます。
TVCMを出したことで社員のモチベーション向上や、人材採用にも良い影響を及ぼします。
製品紹介型のTVCM事例
BtoB企業のTVCMは、様々な目的を持って作られています。
まず製品の認知や活用メリット認知を目的したTVCMの事例をご紹介します。
SATORI株式会社(製品名:MAツール「SATORI」)
出演:上戸彩さん
ターゲットである営業・マーケティングマネージャーから“共感”を得ることで、製品に興味関心を持ってもらうことを目的とした演出になっています。オフィスを拡張するほど業績の良いお隣の会社へ見せるライバル意識や、顧客獲得に奮闘している会議風景などは、どの会社にもある日常風景なので共感を得やすいのかもしれません。
株式会社TOKIUM(製品名:TOKIUMインボイス)
出演:永山瑛太さん、愛来さん(AMEFURASSHI)
請求書のペーパーレス化が急務であることを面白く伝える内容になっています。インボイス制度を訴求するCMが多くなってきている中、ユニークな表現方法にすることで同サービスでも印象に残りやすくなります。
Sansan株式会社(製品名:Sansan)
出演:松重豊さん/野間口徹さん/満島真之介さん/大森南朋さん 他
企業内の名刺情報をまとめていないことで、膨大な手間とムダが生まれるということを、面白おかしく描きつつも、多くのターゲット企業が「自分ごと化しやすい」課題喚起がされています。
第1弾~第7弾まで制作された内容はストーリーが繋がっていて、見る人を飽きさせない演出になっています。
また、各ストーリー内で示される課題はSansanのある機能を活用すれば解決できるという、製品との連動性もしっかりされている印象です。
株式会社ビズリーチ(製品名:BIZREACH)
出演:古谷彩子さん
スカウトという採用方法が日本では馴染みがなく、企業の人事担当者に刺っていなかったため、CMでは敢えて経営者やマネージャー層にアピールすることを狙って制作されたそうです。
イメージキャラクターの古谷彩子さんは、最初の出演時はあまり知名度が高くなかったが、同社のCM出演をきっかけに「あのCMの美女は誰?」「ビズリーチCMのショートヘアの子がいい!」と話題になり、その後陸王のドラマ出演などを果たしているそうです。
株式会社リクルート(製品名:Airワーク)
出演:松本人志さん、山田孝之さん
求人応募のチェック時の社長(松本人志さん)と社員(山田孝之さん)のやりとりを題材にしたCMです。
CM内では敢えて詳細を紹介せず、製品ページでより多くのことを訴求するためネット上の製品名検索を促しています。
株式会社ラクス(製品名:楽楽明細)
出演:滝藤賢一さん、横澤夏子さん
経理担当者の手作業の負担を表現し、スピード感のある印象的なCMになっています。
製品の導入により業務の負担が軽減されるだけではなく、社内の雰囲気も明るくポジティブに。短いCM時間で副次的な効果まで具体的にイメージができます。
企業ブランディング型のTVCM事例
次に企業ブランディングを目的としたTVCMの事例をご紹介します。
TISインテックグループ
出演者:川口春奈さん/古田新太さん
“ITで社会の願いを叶え”ようという、グループとしての経営方針を示し、ITで提供できるサービスを訴求している企業ブランディングCMです。
AGC株式会社
出演者:広瀬すずさん
リズミカルな音楽で社名が印象に残るCMになっています。
短い時間の中で、「どのような会社か」「商材が具体的に何に使用されているのか」を分かりやすく伝えているCMです。
沖電気工業株式会社
出演者:広瀬アリスさん
様々な社会課題の解決への取り組みをストレートに訴求しており、
リズミカルな音楽や社名・商品名を繰り返し伝えずとも、力強いメッセージの印象を受けるCMです。
CM動画素材を活用したオフィスビルのエレベーター広告も注目
昨今ではテレビだけでなく、CM動画素材を活用してビジネスユーザーにリーチできる広告媒体も登場しています。
なかでもBtoB企業の間で注目を集めている広告媒体が、オフィスビルの「エレベーター広告」です。
オフィスビルのエレベーター内外に設置されたモニターから投影されるためビジネスユーザーに対してのみリーチできることから昨今多くのBtoB企業が活用を開始しています。
TVCMやタクシー車内の広告と比較しても安価に広告出稿できる他、テナント企業を事前に把握できるため広告出稿期間中にアウトバウンド施策と組み合せることで、対象企業との商談獲得もしやすくなるというメリットがあります。
ご興味のある企業様は以下に媒体資料も用意しておりますのでお気軽に資料請求下さい。
TVCMと同時にWebサイトの充実を図ることが大切
どんなに魅力的なTVCMを出しても、Webサイトの品質が悪ければ効果はありません。
その理由を詳しく説明します。
TVCMを見て、CMで紹介した製品が気になったユーザーは、製品名をWebで検索し、Webサイトを閲覧します。
BtoCの場合、TVCMを見て実際に購買行動を取る人は一定数いるようですが、BtoBの場合、製品単価が高いことや製品導入までに多くの人が関与することから、「まずはその製品がどのようなものかWebで詳細を見る」という場合がほとんどです。
Webサイトがユーザーの購買行動を促すような内容でなかったり、情報が伝わりづらい場合、ユーザーはWebサイトを離脱してしまいます。そして、検討を止めたり他社の製品を検討するかもしれません。
先述の通り、TVCMは「製品宣伝」や「企業ブランディング」につながりますが、Webサイトの品質が悪ければ、広告にかけたコストが無駄となってしまうのです。
下記のページではBtoBマーケティングのコンサルティングサービスについて解説しています。
>>【戦略・方針策定からサポート】BtoBマーケティングコンサルティング
TVCM以外のBtoBマーケティング施策一覧
TVCMを閲覧した人が行きつくWebサイトの改善だけでなく、BtoBマーケティング施策は一貫して行うことが重要です。
以下の資料では、BtoBマーケティング施策の全体像から各施策の特徴を解説しています。
合わせてご覧ください。
- BtoBマーケティング施策一覧表(Excel)
- BtoBマーケティングの施策を検討する際に活用できる施策一覧表です。
BtoBマーケティングの全体像から以下3つの軸に分けてご紹介しています。
・リード獲得施策
・Webサイト施策
・リードナーチャリング施策
- BtoBマーケティングBPO編集部
- ターゲットメディアは、BtoBマーケティングに取り組む企業様に目的を達成するための「ノウハウ」と「実行リソース」をご提供しています。編集部ではBtoBマーケティングを実践する企業様向けに成功のヒントとなるお役立ち情報をお届けしています。